Shopifyで領収書を発行するには|やり方の比べ方と先に決めること
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ご利用の前に
本サービスと解説は、税理士が作成・監修したものではありません。税務や会計の判断・助言は行っていません。
領収書に載せる項目や内容は、ストアの責任で設定していただきます。発行した領収書が、インボイス制度などの要件を満たすことを保証するものではありません。
お受けするお問い合わせは、本サービスのお申し込みと動作の不具合に限ります。税務や個別の取引についてのご質問にはお答えしていません。
ネットショップでは、お店のレジのように、その場で領収書を手渡すことができません。法人や個人事業主のお客さまからは、注文のあとに「領収書をください」「宛名を会社名にしてほしい」といったご連絡が届きます。Shopifyのストアで領収書を出すときのやり方と、どのやり方でも先に決めておきたいことを整理します。
領収書を出す3つのやり方
ストアが作って送る
お客さまから依頼が来たら、ストアの担当者が注文を探し、表計算ソフトなどで領収書を作ってPDFにし、メールで送るやり方です。追加の費用はかかりませんが、依頼のたびに手作業が発生します。宛名や但し書きの確認のやり取りが往復すると、1件あたりの手間はさらに増えます。
注文のお知らせに付ける
注文の確認メールなどに、領収書の代わりになる明細を付けたり、領収書のPDFを自動で添付したりするやり方です。すべての注文に同じ形で出せる一方、宛名や但し書きをお客さまごとに変えることは難しくなります。
お客さまが自分で発行する
お客さまが注文の内容を確かめる画面から、宛名と但し書きを入れて、領収書のPDFを自分で受け取るやり方です。Shopifyでは、アプリを使ってこの形にできます。お客さまは好きなときに発行でき、ストアは依頼に応える手間が減ります。宛名や但し書きをお客さまが入力するため、入力のルールを先に決めておくことが大切です。
やり方ごとの違い
| 比べること | ストアが作って送る | 注文のお知らせに付ける | お客さまが自分で発行する |
|---|---|---|---|
| ストアの手間 | 依頼のたびにかかる | 最初の設定だけ | 最初の設定だけ |
| 宛名・但し書き | 依頼に合わせて書ける | 決まった形になりやすい | お客さまが入力する |
| 受け取るまでの時間 | ストアの対応しだい | 注文の直後 | お客さまの好きなとき |
| 再発行の扱い | 担当者がその都度判断 | お知らせを送り直す | 回数や表示をルールで決める |
| 向いているストア | 依頼がたまにしか来ない | 宛名の指定がほとんど無い | 法人のお客さまが多い |
どのやり方でも、先に決めておくこと
- 宛名の受け付け方:会社名・個人名のどちらでも受けるか、空欄(上様など)を認めるか。
- 但し書きの選択肢:「食品代として」「雑貨代として」など、商品に合わせた選択肢を用意するか、自由に書けるようにするか。
- 発行日:注文日・支払いの日・発行した日のどれを載せるか。
- 再発行のルール:何回まで発行できるか、2回目以降に「再発行」と表示するか、宛名の書き直しを認めるか。
- 載せる項目:ストアの名称、税率ごとの金額、インボイスの登録番号など、領収書に何を載せるか。
インボイスの記載事項との関係
国税庁のインボイス制度の案内では、請求書に限らず、所定の事項が記載された書類であれば、領収書や納品書など書類の名称を問わずインボイスとなる、と説明されています。国税庁のタックスアンサーでは、記載事項として、書類作成者の氏名または名称および登録番号、取引年月日、取引内容(軽減税率の対象品目である旨)、税率ごとに区分して合計した対価の額及び適用税率、税率ごとに区分した消費税額等、書類の交付を受ける事業者の氏名または名称が挙げられています。小売業などを営む事業者が交付する書類では、適用税率と消費税額等はいずれかの記載で差し支えなく、書類の交付を受ける事業者の氏名または名称の記載は不要とされています。
ストアが登録を受けている場合に、領収書にどの事項を載せるかは、ストアが国税庁の資料を確かめて決めることです。お客さまが自分で発行するやり方でも、載せる項目はストアの設定で決まります。記載事項の詳しい内容は、国税庁の資料や税理士などの専門家に確認してください。
まとめ
領収書の依頼が少ないうちは、ストアが作って送るやり方でも回ります。法人のお客さまが増え、宛名や但し書きの指定、再発行の依頼が続くようなら、お客さまが自分で発行できる形にすると、問い合わせの往復が減ります。どのやり方でも、宛名・但し書き・発行日・再発行・載せる項目のルールを先に決め、ストアのご利用ガイドなどに書いておくと、お客さまも迷いません。
よくある質問
Shopifyのストアで領収書を出すやり方には、何がありますか?
ストアが依頼のたびに作って送るやり方、注文のお知らせに付けるやり方、お客さまが注文の内容を確かめる画面から自分で発行するやり方があります。
どのやり方でも先に決めておくことは何ですか?
宛名の受け付け方、但し書きの選択肢、発行日、再発行のルール、領収書に載せる項目です。
領収書はインボイスになりますか?
国税庁の案内では、所定の事項が記載された書類であれば、領収書や納品書など書類の名称を問わずインボイスとなると説明されています。どの事項を載せるかは、ストアが国税庁の資料を確かめて決めることです。
小売業の領収書では、宛名の記載は必要ですか?
国税庁のタックスアンサーでは、小売業などを営む事業者が交付する書類では、書類の交付を受ける事業者の氏名または名称の記載は不要とされています。
出典
- インボイス制度の概要(国税庁・インボイス制度の案内ページ)
- No.6625 適格請求書等の記載事項(国税庁・令和8年4月1日現在法令等)
- No.7105 金銭又は有価証券の受取書、領収書(国税庁・令和8年4月1日現在法令等)
出典の確認日:2026年10月13日
この記事は、公開日時点の一般的な情報です。税の取り扱いやShopifyの機能は変わることがあります。個別の判断は、国税庁の公表資料を確認のうえ、税務署や税理士などの専門家にご相談ください。